クニャーゼフ／バッハ：無伴奏チェロ組曲（全6曲）3CD

商品詳細バッハ：無伴奏チェロ組曲 全曲　3枚組 disc 1 ・第１番ト長調 BWV1007 ・第２番ニ短調 BWV1008 ・第３番ハ長調 BWV1009 disc 2 ・第４番変ホ長調 BWV1010 ・第５番ハ短調 BWV1011 disc 3 ・第６番ニ長調 BWV1012 アレクサンドル・クニャーゼフ（チェロ） 録音：2003年9月 知る人ぞ知るロシアの名手、クニャーゼフの本領が発揮された無伴奏です。トータル約170分という時間も時間ですが、さらに驚かされるのは、快速な楽曲についてはかなりの速さで演奏されており、沸き立つような感興が流麗な音楽に投影されている一方、遅めの楽曲では、非常に遅いテンポが採用され、たとえば第6番のアルマンドでは約16分という信じ難い速度でとてつもなく深い沈潜ぶりを聴かせてくれているということ、まさにケタ違いです。また、このレコーディングで特筆されるポイントとして、両極端といっていい「速さ」と「遅さ」が、高度な演奏技術と多彩な語りくちと銘器ならではの滑らかで美しい音色により違和感無くシームレスに結合されている点と、パリのシャペルでおこなわれた豊かな間接音を伴う録音の優秀さが挙げられます。 モスクワ音楽院時代の難病克服や94年に遭った交通事故の後遺症からの再起などによって“奇跡のチェリスト”と呼ばれるクニャーゼフが、2度目となるバッハの無伴奏チェロ組曲(全曲)を録音した。温かで柔らかな音色によるとても人間くさい無伴奏チェロ組曲だ。さっそうとしたテンポを採るかと思えば、サラバンドなどはじっくりと歌い込む(第6番のアルマンドの遅さ!)。一つの曲のなかでのテンポの変化も自在。演奏スタイル云々というよりも、クニャーゼフは自分の信じるバッハ像を描き続けている。 (山田治生) 豊かな音と、しばしばテンポを変えているものの全体としては珍しいほどゆっくりしたテンポで、朗々と、深々と演奏する。残響を長く取った録音が功を奏している。非常に主観的な演奏と言える。古楽器派による演奏とはちょうど対極にある演奏だ。このようなロマンティックな演奏が21世紀に入ってから現れたのは驚き。 輸入盤【廃盤】盤面傷無し　30 ＊まとめ買い値引き致します(要事前コメント) 　追加1枚に付き各150円引き 　10点以上は全品150円商品の情報カテゴリー:CD・DVD・ブルーレイ>>>CD>>>クラシック商品の状態: 目立った傷や汚れなし